__6月21日(土)、ホテルプラザ勝川において、「第22回教育懇談会」が開催され、104名の保護者が参加しました。
__第1部は、元西宮市小学校教諭で教育サポーターとして全国各地で3500回を超える講演活動を行われている仲島正教氏による、「あ~よかったな あなたがいて ~優しさという温かい貯金~」と題しての講演がありました。教員時代の子供たちとの温かなやりとりの様子を、軽妙な語り口の関西弁で生き生きと再現される姿に会場全体が巻き込まれ、引き付けられている様子でした。中でも講演を聞いた西宮市の高校3年生の感想を朗読された場面では、「優しさという温かい貯金がある子どもは、受験も、これからの人生も乗り越えていける」という先生の言葉が高校生たちにしっかりと届いていたことが強く感じられ、思わず目頭が熱くなる心温まる講演となりました。
__第2部は、河合塾中部営業部長の西山直志による「大学が変わる、入試がかわる ―今知っておきたい新たな大学入試―」と題しての講演がありました。冒頭、最近こうした進路講演会への1年生の保護者の出席率が高くなっていることに触れられましたが、実際当日の1年生保護者の方の出席率は高く、熱心に講演に耳を傾けられていました。また、「受験は情報戦!」として、大きく変わりつつある大学入試を取り巻く環境についての説明や、各大学の昨年度の入試の実施概況などについてもデータを詳細に提示しながら説明され、実際の大学入試に向けて大変参考になる講演となりました。
第1部の様子(仲島正教氏) 第2部の様子(西山直志氏)